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ウィーンへの郷愁


なんのご縁でしょう。
お向かいさんと、ウンチョスとの立ち話から始まり、
チラシの印刷を担当して。

チケットをプレゼントされて、
新しい靴を履いて行ってまいりました。


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草津白根山に向かって、国際スキー場を左側にして
右折。しばらく山道を進むと、森の中にコンサートホールがあります。

中に入るのは、初めて。
こんなに長く草津に居るのに。

8月に2週間、毎年ここで、国際音楽祭が開かれます。
主にウィーンフィルハーモニーで活躍中の音楽家を
講師に来ていただいて、世界中から、音楽を学びに合宿をするのです。
夜は、ここで毎日、コンサートが行われます。

が、年に2週間。
それ以外は、ほとんど使用されない。
のは、勿体無い。
もっと沢山の方に音楽を楽しんで欲しいとのことで、
お向かいさんがコンサートを企画しました。


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普段はヤマハのピアノだそうですが、
今日は、特別にウィーンのベーゼンドルファーのピアノです。
こんな名器で、演奏が聴けるなんて、なんて贅沢なのでしょう。


演奏曲は、
偶然にも、元準家庭警備隊が、アニュアルコンサートや、卒業コンサートや、期末試験で演奏していた曲。
毎日、練習していたのを思い出して、胸が熱くなりました。

手前味噌ですが、
元準家庭警備隊は、ピアノの才能があったと思います。

小学1年生から、武蔵野音大付属の音楽教室へ
高校3年まで通ってました。
みんな、そのまま音大へ進学すると思っていたので、
先生方も、違う大学に進んだことに、
びっくりされてました。

そんな、音楽三昧だった日々が懐かしく。

プログラム冒頭の曲は、
ピアノソナタ 月光
ウィーンのベートベンの小径を
歩いて見上げた月の美しさが
鮮明に思い出されました。

ハイリゲンシュタット
住んでいた家と同じ区だったのと、
当時、近くにインターナショナルスクールがあって、
従兄弟の送り迎えをしていたこともあって。
そのインターナショナルスクールの近くに
ベートベンの小径 があったということで、
本当に、何度も何度も歩いた場所です。

懐かしさに胸が締め付けられます。

言葉にならないほどの、豊かな時間でした・・・
by syubachiko | 2017-05-03 16:33
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